2012-2013年度 第1回東部研究会

開催概要

  • 日時: 2012年12月8日(土) 13時-15時(研究会)、15時30分-18時(役員会)
  • 会場: 流通経済大学新松戸キャンパス13階会議室(アクセス
  • 第1報告:三田 知美(立教大学)
    • テーマ: 「アパレル産業のグローバルな再編と都市空間の変容過程――東京都心部の大規模商業施設を事例として――」
    • 要旨: 近年、東京都心部において、駅ビル開発や既存商業施設のリニューアルが活発化している。とりわけ「ルミネ」(JR東日本)のような駅ビルや、「新丸ビル」(三菱地所)に代表される商業施設に入居する衣服店のなかには、「ユナイテッド・アローズ」や「ビームス」のような、良質で安価な衣服を販売し、新規顧客層をうみだしてきた店舗も多い。それではこうした店舗の運営企業は、このビジネスモデルを、どのように構築してきたのか?本報告ではこの問いを、アパレル産業のグローバルな再編と都心再開発の観点から明らかにし、社会学の文脈で考察を深めることを目的とする。
    • 20121208soeseaststudyMita
  • 第2報告:森田 大(上智大学)
    • テーマ: 「金融市場における日本人個人投資家の価値・規範形成過程」
    • 要旨: 金融市場の1つの分析方法として、ドービン(2004)の経済社会学のフレームワークと盛山(2000)の権力議論を合わせ、「価値・規範を創り出す権力回路(しくみ)」としてグローバル金融市場の理論的概念を図式化した。その理論的「権力」回路の図式を金融人類学・金融社会学の先行研究を読むことと実際に数人の日本人個人投資家にパイロット調査を行うことで実証研究に使う際の問題点とそれらの改善点を見つけ出した。
    • 20121208soeseaststudyMorita
  • 【役員会】議題:第49回全国大会の件,会務報告,その他