東部研究会(2014年5月)

開催概要

  • 日時: 2014年5月10日(土) 13時-15時00分
  • 会場: 早稲田大学早稲田キャンパス14号館10階1054室
  • 第一報告: 鷹野 保雄(早稲田大学)

人間の存在する意義は何か。人間の行動する指針は何によるものか。人間が行動する指針たる哲学は、どのようなものであったか。人間を動かす無意識の存在と、そこの中に創造される各人の価値観様態から、人間の本質とともに人間がその人生の中でいかに存在する意思を持ち得るかを考察する。また、人間は、自然界に存在し宇宙の原理にも左右されている。人間の在り方を無意識と価値観から考察する。

  • 第二報告: 宮守 代利子(早稲田大学)
    • テーマ: 「「自然の権利」について:なぜ、アメリカでは実現できたのか」
    • 要旨:  ニューズレター56号を参照

最初に自然及び環境保護思想としての環境倫理上の「自然の権利」についてお話し、次に、それが実定法上の「自然の権利」として認められるようになった法的な論拠をストーンの論文を通して検討し、さらに判例や制定法にどのように実現したかをお話します。最後に、なぜ、アメリカでは「自然の権利」のような斬新な概念が認められるようになったか、その背景についてお話します。

以上